
納期目安:
05月31日頃のお届け予定です。
決済方法が、クレジット、代金引換の場合に限ります。その他の決済方法の場合はこちらをご確認ください。
※土・日・祝日の注文の場合や在庫状況によって、商品のお届けにお時間をいただく場合がございます。
江馬細香の2つの印「細香」「湘夢」
閉じる江馬細香の2つの印「細香」「湘夢」
閉じる緒方洪庵の「滴々斎」の落款
閉じる断層画像写真
閉じる江馬細香の肖像(手前)
閉じる原本の旧・所蔵主・緒方洪庵の肖像
閉じる緒方洪庵が創立した適塾(現・大阪大学)
オススメ度 4.8点
現在、4188件のレビューが投稿されています。
自筆下部に江馬細香の落款(印譜)「細香」と「湘夢」がある。NHK大河ドラマ 徳川将軍15代を演じた俳優(2作品以上登場。2つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。鈴木卓司 色絵茶入 共箱 共布付。
江馬細香の書は、茶会・茶席において「掛軸」として仙台藩等において利用されておりました。◆◇清閑寺窯 杉田祥平 色絵仁清銀杏蓋置■蓋置 茶道具◇。現代においても茶会や茶席で利用されております。【八八八】平安 万代喜山 丸壷 茶入 ◆共箱 茶道具 【y-237】。ちなみに平成29年4月16日(日)金沢三渓園鶴翔閣において金沢煎茶茶道会協会主催の慈善茶会において掛軸が江馬細香・書画の「春蘭」が飾られその様子はBSジャパンでテレビ放映されました。◆◇京焼 久世久宝 青交趾 蓋置■青竹 蓋置 交趾 茶道具◇◆。「江馬細香の掛軸利用の茶会」をご覧ください。■楠廸庵■茶道具 蓋置 4代 真清水蔵六作 四方仏粉引蓋置 共箱。現在でも江馬細香・自筆「日本外史」は茶会で用いられております。【佐々木昭楽】 のんこう写 鯉耳杓立 共箱 のんかう 樂道入 茶道具 新品。
出品した額は、海外展示の際に用いられた額です。千家十職 永樂善五郎☆大日本 永楽造 黄交趾 徳利☆送料無料。
(自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。茶道具 手塚桐鳳作 仁清写し 七宝文 三宝蓋置 共箱入り 美術品 工芸品。)
「自筆原本」
原本下部の2つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。俵 替茶器 琴浦窯 和田桐山 造 田の神 豊年 大黒様 薄器にも。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。H09805 【 美品 茶道具 半田焙烙セット 灰器 赤楽 陶印 桂 半田ホーロク 紙箱 】 検) 炭道具 炭所望 灰器 茶事 茶道教室 在銘 ⅳ。
《江馬細香・自筆「日本外史」徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。【閑】煎茶道具 大明萬歴年製 赤色絵『唐子遊戯文』湯冷まし/湯冷★時代物★★希少品 4D0428 ■。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。☆☆☆皇室ボンボニエール 上皇上皇后両陛下ご訪問エリザベス女王即位60年記念 龍神白樺鳳凰文ボンボニエール 手塚石雲作 永遠の御家宝。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。[大幸] 在銘作家物 `瑠璃ガラス`湯冷し もしくは水滴 希少良品 煎茶道具 書道具 湯冷まし 煎茶具 文房。上から3番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層(MRI)写真」です。昭和ビンテージ 京焼 清水焼 平安春峰造 茶道具 3点揃え 色絵花蝶紋亜字式茶心壺 茶入 草花茶巾筒 花鳥紋盆巾筒 TKM。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。【閑】茶道具 高田焼 高田雅女作 丸壺茶入 共箱 4D0225 ■。NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。【八八八】真葛香斎 色絵 鱗鶴 蓋置 ◆共箱 十水五石 共布 茶道具 【c-092】。
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《亦》・・・・兼程至。10537/▲真葛香斎 利休梅蓋置 陶印在 共箱 金彩色絵 京焼 水屋道具 茶道具。内大臣延正信問謀。サナエ852 平安清水六兵衛造 熨斗香合 在銘 共箱 香道具 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。且曰。【政】31060 ☆茶道具☆飛騨春慶水指 水差 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。三中老調停尋盟。:【古都京都】「葉盆F-62」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
要我於大坂。10536/▲真葛香斎 松葉蓋置 陶印在 共箱 金彩色絵 京焼 水屋道具 茶道具。可往否。するめ土器 雀瓦 すずめがわ するめがわ 赤楽 松楽窯 (露地行灯用) 検索:短檠露地何れも利休形。正信曰不可。茶道具 蓋置 葡萄(ぶどう)棚、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。因問曰。【閑】煎茶道具 高野昭阿弥造 染付『山水風景楼閣図』湯冷まし /茶道具 ☆4D0607■。淺野彈正近爲何。茶道具 利休茶箱 焼桐 沙伊 洞華 器据 野点 お稽古 中古品。
曰。茶道具 蓋置 色絵 紅葉、京都 高野 昭阿弥作、共箱 新品。。亦負平生。茶道具 蓋置 六角 宝尽ノ絵、 (かちょうがま) 手塚石雲(せきうん)作。久不來此。白井半七造 松蓋置 茶道具 未使用。正信赴淺野氏。21875/☆十五世 松林豊斎 灰釉火入 朝日焼 共箱 共布 栞 灰道具 茶道具。與來。三浦飛白 ★ 織部 菊形 火入 ★ 共箱 満岡忠成讃栞 ★ 気品のある逸品 ★ 京焼 茶道具 ★検 三浦竹泉 三浦篤 ★。
内大臣讓曰。☆☆☆ 皇室ボンボニエール 上皇后美智子様喜寿記念 手塚石雲作 ボンボニエール 永遠の御家宝。吾與子親日久。茶道具 蓋置 色絵 雪だるま二閑人、京都 高野昭阿弥作、共箱 新品。。太閣之喪。時代 古清水 涼炉 銘あり 約18cm×15cm。治部猶訃於我。お茶道具■高級青磁の三点セット 茄子茶入れ 透かし蓋置 牛紋水滴 丑 お茶道具 古美術 時代物 骨董品 上物■。
子何獨欺我乎。【茶道具】二代 小川長楽 砂釉 赤 四方鉢 桐共箱 共布 菓子器 懐石道具 美品 保証品。彈正少弼始知爲三成所賣。【風流庵】 『洛東』 万代草山作 ★ 天目釉 飾壷{一式揃} 桐共箱。流涕陳謝。【風流庵】 『新品・野々田式』 A型 400W ★ 織部 紅鉢型 電熱器 紙箱。
自是益傾心焉。【政】30460 ☆茶道具☆織部水指 共箱 風炉釜 茶道具 骨董 古物。而三成等務推戴前田氏。<翔> 茶道具 ★ 風炉先屏風 両面式 ■。勸除德川氏。:【古都京都】「茶臼天保E-273」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
利家嗣子利長密告之細川忠興。茶入 (棗) 共箱 茶事 茶道具 【c1-2-6】。忠興曰。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 松透かし 真葛(宮川)香斎 共箱入り。吁。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶入 / 平安 笹田有祥 文琳茶入 京焼 / 仕覆 共箱【骨董・美品】。子亦爲治部所欺也。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 蓋置 / 福森阿也 篝火蓋置 京焼 / 共箱【骨董・美品】。
利長色變。:【古都京都】「手拭い掛けE-151」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。忠興曰。:【古都京都】「煙管F-36」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。子悔告我乎。■楠廸庵■茶道具 箸置 墨田焼 井上良斎作 形変わり 共箱。前田氏存亡。三国丹祐 ★ 白磁 染付 茶巾筒 ★ 共箱 ★ 師:三浦竹泉 二代 ★ 茶道具 ★ のぞき猪口 ぐい呑 にも使ってみたい上作 ★ 京焼 平安 丹祐 ★。將決於此。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道9-B。
不敢不忠謀。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」29-B。生死必與子。自筆・源氏物語」玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「「竹河」15-B。子勿憂。【和】(7440) 時代古作 作家物 清水六兵衛作 色絵花文蓋付鉢 保管箱有。利長大悟曰。[大幸] 平安春峰造 染付紫陽花文煎茶器揃い 時代合箱付き 希少 良品 京焼 作家物 煎茶道具 煎茶具。
微子。(2)珍品 茶道華道 楊枝 竹製 全てに詩(俳句?)が彫られています。 桐箱入り 菓子楊枝 検:表千家裏千家彫刻古民具俳句俳諧。我殆不免。[大幸] 平安春峰造 白泥鼓形三峰式涼炉 紙箱付き 美形 希少良品 珍しい中サイズ 煎茶道具 煎茶具。請煩・・・・《子諫家君。■楠廸庵■茶道具 火入 織部火入 小峠丹山作 共箱。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字(旧字)の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。茶道具 仁清写 雪洞 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304749。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。茶道具 古染付写 一葉 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304690。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字(難字・旧字)を正確に反映しております。色絵 茶器 茶道具セット 窯 鉄窯 やかん 茶釜 おぼん 尺 等 多数セット。
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《適々税を監して西上し、》・・・・亦た程を兼ねて至る。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道31-B。内大臣、正信を延きて謀を問い、
且つ曰く、「三中老、調停して盟を尋め、我を大坂に要す。【TS3】土風炉 青釉 松林窯 火鉢 在銘。往く可きや否や」と。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道16-B。正信曰く、不可なり」と。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道28-B。因りて問いて曰く、「浅野弾正は近ごろ何の状を為す」と。◆ 原清 粉引鉢 ◆b538。
曰く、「亦だ平生に負きて、久しく此に来らず」と。茶道具 安野焼 肩衝 茶入 鶴我 淳三郎 作 仕服 人形手緞子 桐箱入り 茶道 t 9304836。正信即ち浅野氏に赴き、与に偕に来る。暁楽窯 松林正人(造)乾山写 替茶器 蓋天然木 共箱 共布 茶道具 現代工芸 未使用 b6750k。
内大臣責めて曰く、「吾と子と親呪すること日久し。希少 時代物 茶の湯風呂 火鉢 手炙り 茶道具。太閤の喪、治部猶お我に訃す。茶道具 花水注 唐銅 花所望 花寄せ 茶道 28-7507。
子何ぞ独り我を欺きしや」と。茶道具 浅黄交趾 菊流水透 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304721。弾正少弼、始めて三成の売る所となるを知り、流沸して陳謝す。茶道具 織部 瓶掛け 加藤 景陶 作 茶道 10-6109。
これより益々心を傾く。高台寺窯 森里陶楽(造)仁清写小槌 茶器 茶道具 現代工芸 共箱 美品 b6790k。而して三成ら、務めて前田氏を推戴し、徳川氏を除かんことを勧む。■楠廸庵■茶道具 茶入 膳所焼茶入 岩崎新定作。
利家の嗣子利長、秘かに之を細川忠興に告ぐ。【彩】 永楽正全 (十五代 永楽善五郎) 交趾青竹ふた置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。
忠興曰く、「呼。茶道具 仁清写 独楽筋 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313665。子も亦だ治部の為に欺かるゝなり」と。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道13-B。
利長、色変ず。▲ 不二 作 肩衝茶入 共箱入り 茶器 茶道具 ▲。忠興曰く、「子、我に告ぐるを悔ゆるか。茶道具 茶事 懐石 南蛮写 達磨形 手焙り 福森 比呂志 作 t 火鉢 茶道 29-0602。前田氏の存亡、将に此に決せんとす。茶道具 仁清写 竹 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313668。
敢て忠謀せずんばあらず。平安 京泉(造)色絵白椿文鉢 共箱 茶道具 懐石 茶事 現代工芸 美品 b7794k。生死必ず子と倶にせん。図録本八代吉向十三軒作品集写真集歴代窯印陶印落款家系図今日庵出入方鵬雲斎御家元御書付黒数印茶碗交趾水指皆具花入菓子鉢香合赤砂釉茶碗。子憂うる勿れ」と。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」28-B。
利長、大に悟りて曰く、「子無かりせば、我れ殆ど免れじ。:【古都京都】「茶釜G-178」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。請う、子を煩さん。京焼 茶道 三浦竹泉 竹泉 篩月庵 初代 盃・觴 黄磁寿桃 口径:約5.4cm。
漢文の読み下し文の文責・出品者
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う》
《石田三成配下の諸老と奉行、徳川家康に政権の座から降りるよう勧告》
《徳川家と前田家の和解》
《本多正信・伊奈忠次は、年貢取り立てのためにたまたま西上した。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道26-B。》・・・・・・これもまた、
二日の行程を一日ほどでやって来た。茶道具 重香合 青楽 「楽」印 茶道 28-7701。
徳川家康は本多正信を召し寄せて、計を問うた。旧家蔵出 長角 煙草盆 共箱 【J309-177#120】。そして徳川家康がいうには
(徳川家康)「三中老は仲裁するから誓いをせよといい、大坂ではわれが行くのを待っているという。茶道具 乾山写 結柳絵 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304746。
行くがよいか、行かぬかよいか」と。茶道具 つく羽根 蓋置 和田 美ノ助 作 茶道 t 9304752。
本多正信がいうには「行ってはなりません」と。茶道具 仁清写 菊蟹絵 蓋置 永楽 即全 作 茶道 t 46313664。そこで、本多正信が徳川家康に問うていうには
「近頃、浅野長政はいかがでございます」と。茶道具 膳所焼 箪瓢 建水 陽炎園 造 t 9304927。
徳川家康がいうには
(徳川家康)「彼はいつもと違って、長い間ここへやって来ない」と。真葛香斎 金彩 双鶴 蓋置 在銘 共箱 共布 茶道具。
本多正信はすぐに浅野長政のところへ行き、一緒に連れて来た。茶道具 交趾 三つ人形 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304725。
徳川家康が浅野長政の不埓を責めていうには、
(徳川家康)「私と貴公とは、今まで長い間、親密な間柄であった。【彩】 楽弘入 (十二代 楽吉左衛門) 靏蓋置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。太閤が死去されたことを、
治部(石田三成)でさえおれに告げてくれた。茶道具 鶸色 金襴手 替茶器 薄茶器 林 淡幽 作 桐箱入り 茶道 棗t 9304811。それなのに貴公は、なぜおれを欺いたのか」と。■楠廸庵■茶道具 喰籠 仁清写つぼつぼ透 独楽紋喰籠 中村秋峰作 共箱。
浅野長政はこのとき、はじめて石田三成に煽(だま)されたことを知り、涙を流して詫びた。茶道具 瀬戸 肩衝 茶入 桶谷 定一 作 仕服 相良間道 桐箱入り 茶道 t 46321402。
その後は、心底から徳川氏に付き従った。国家指定工芸品 長谷川 恵久 茶道具 建水 蓋置 中古品 箱付き。
石田三成らはできるだけ前田氏を持ち上げて、徳川氏を滅ぼすよう勧めた。:【古都京都】「茶釜G-179」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
[徳川家康と前田利家の和解]
前田利家の跡取りで、その子の前田利長がこのことをひそかに細川忠興に告げた。【銀閣】煎茶 京焼 乾山造 風炉 旧家蔵出(YB589)。
細川忠興がいうには、
(細川忠興)「なんと、貴公もまた治部(石田三成)に編されているのか」
前田利長は顔色を変えた。☆煎茶道具 篩月庵 三浦竹泉 倣古青華 牛図 湯冷 共箱 B1。
細川忠興がいうには、
(細川忠興)「貴公は私に話したのを後悔しているのか。棗■赤膚山【大塩正人】萩釉 茶入 桐共箱 赤膚焼き お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。前田家が今後立っていくかどうかは、
ここに決まろうとしている。◆古余呂技窯 川瀬竹春造 青華蓋置◆共箱付 骨董品 古道具 美術品 茶道具。できるだけ誠実に相談をしなければならない。江戸 アンティーク 乾山瓢形手炉 尚古斎 尾形乾山 乾山 手あぶり火鉢 火鉢 骨董 染付。
私は生きるも死ぬるも、貴公(前田利長)と一緒にする考えだ。茶道具 乾山写 桜絵 蓋置 十三軒 吉向 作 茶道 t 46313658。貴公、心配することはない」と。■楠廸庵■茶道具 蓋置 交趾青竹蓋置 永楽正全作 共箱。
前田利長が大いに悟っていうには、
(前田利長)「貴公(細川忠興)がいなければ、とんだ目に遭うところでした。茶入れ■大海茶入 鳥だすき 水色仕覆 しふく お茶道具 棗 骨董品 古美術■。・・・・・
・《どうか貴公から、家君(前田利家)に諌言してもらいたい」と。白磁器 皆具 島坪窯 韓日相作。》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授(1922~)
(断層画像MRI-21-3-B)
「細香・湘夢」の2つの印は、江馬細香の落款。茶道具 仁清写 早苗 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304742。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。【真作保証】■ 宮川香雲 ■ 黒釉 肩衝茶入 <230607015>。右から2番目は、序文末尾の拡大写真。匂宮(今上天皇の皇子)から桐壺天皇の皇子/八の宮の姫君/中の君への後朝(きぬぎぬ)のお手紙/自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文/茶道38-B。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。【風流庵】 『野々田式』 B型 電熱器 ★ 枇杷さつま 紅鉢型 紙箱。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年(1827) 5月21日」の日付。桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文・茶道26-B。その左が「湘夢」の落款。【千寿】日向窯 原型「朝倉文夫」翁 蓋置 b64◆在銘/茶道具/古美術/0000。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道12-B。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁(美術年鑑社・刊)
上の写真は、江馬細香の肖像。雲華焼 雲金文蓋置 山崎宗元(作)共箱 村上宗信好み箱書 加州風炉師 茶道具 陶磁器 y0157。手前が細香、右上が紅蘭(原図は江馬家所蔵)
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。≪七世 高橋道八造≫ 【金彩 色絵麦藁手蓋物】 京焼 共箱 茶道具・懐石道具 和食器 未使用品。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。中納言(薫の君)新帝即位式や新嘗祭の宮中行事のあと大君(八の宮の姫君)を見舞う・自筆「源氏物語」総角の原文・茶道74-A。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。茶入 みかん 基 茶道具。序文に記載されている日付は、文政十年(1827)五月二十一日である。茶道具 青楽さくら蓋置 和楽?。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。☆ 煎茶道具 竹工芸 竹司作 煤竹 爐屏 (箱無し)風炉先屏風。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。雲華焼 山崎宗元(作) 海老彫蓋置 陶磁器 共箱 共布 加州風炉師 a1635。(所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載)。鈴木卓司 葡萄文茶器 共箱 共布付。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)に宇治の姫君.(桐壺帝の皇子・八の宮の御子・大君と中の君)を語る・自筆「源氏物語」橋姫・茶道28-B。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。■天目釉 湯呑 5客 京都府無形文化財認定【木村盛伸】作 共箱■。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。◆◇真葛香斎 宮川香斎 松葉散し 蓋置■茶道具 京焼 蓋置◇◆。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【千寿】玉村登陽 萩 蜜柑 香合 h32◆共箱/茶道具/古美術/時代品/0000。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。桶谷定一 造 / 茶入 / 共箱 / 煎茶道具 / 茶道具 / 陶器 / 焼物。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。●佐々木楽助【半田焙烙 一双 紙箱入り】赤楽:径29.5×高さ10.3cm 白素焼:径35.5×高さ12cm 茶道具 灰器 茶器。撮影後、展示のために再表装をしております。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。中納言(薫の君)新帝即位式や新嘗祭の宮中行事のあと大君(八の宮の姫君)を見舞う・自筆「源氏物語」総角の原文・茶道72-B。
1・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。夕霧、源氏の君と花散里(源氏の君の妻)のお二人にご対面になる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道57B。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。:【古都京都】「紐F-264」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。大将の君(夕霧)、薫の君の誕生五十日目の祝宴後に友人の衛門督(柏木)の回想をする「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道29B。
頼山陽(1780~1832)は、文化11年(1814)35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞(1784~1849)の養女・梨影(りえ)を妻に迎えている。某家茶具放出品!瓢酒瓶 一対 永楽善五郎 作 ☆261。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。夜明け方、夕霧、女二の宮(朱雀天皇の皇女)と契りを交わす「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道66B。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757~1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801~1878)とも親しくしている。早い者勝ち!!!皇室ボンボニエール 上皇后美智子様喜寿記念 手塚石雲作 ボンボニエール 永遠の御家宝。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。名工 京風 染付山水図 茶器セット。頼山陽の文政10年(1827)3月27日の日記(頼山陽46歳)には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。:【古都京都】「瓢箪火鉢F-415」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道20B。
「二十八日、新晴、二賴(山陽と杏坪)及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。昭和ビンテージ 茶道具 京焼 文琳茶入 笹田有祥作 共箱付き 直径6cm 高さ7cm 焼き目が美しい逸品です! KYA412。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。女二の宮(朱雀天皇の皇女)一条邸の部屋にこもる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道63B。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。京焼 孟義 「黄瀬戸蓋置」 黄瀬戸 ユニークな香炉形 蓋置 共箱 茶道具 bdo-21a2505。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。煎茶器 竹絵宝瓶 伊藤陶山 共箱 急須 煎茶道具。遠近映発して煌々昼の如し。女三の宮の父院(前朱雀天皇)桐壺院(前桐壺天皇)から相続した邸を女三の宮に贈与「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道14B。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。源氏の君、冷泉院(前冷泉天皇)の中宮(秋好中宮・冷泉天皇の后)をお訪ねになる・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2千円札の絵柄)茶道13B。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。[大幸] 高野清鳳造 白泥扇文窓涼炉 希少良品 未使用 煎茶道具 京焼 煎茶具 作家物。金銭の授受は明記されていない。煎茶器 宝瓶 道八 染付 竹図 用心箱 煎茶道具 No.A17-1224。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。自筆「源氏物語」源氏の君と女三の宮(前朱雀天皇の皇女,源氏の君の正室)の子・薫の君の誕生五十日目の祝宴/柏木の巻・大炊御門宗氏/茶道26B。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。肩衛茶入 喜山造 箱有 銘有 茶道具 茶道。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。【政】31296 煎茶松盆 天然木 伝統工芸 茶道具 木工 湯のみ。
2・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。蓋置 若松の絵 5代真葛(まくず) 香斎 名工 京焼。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。雲居雁(夕霧の正室)、父の邸に里帰りをする、夕霧、迎えに訪れる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道68B。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。【政】32222 ☆茶道具☆古銅水注 水差 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。21841/○宗偏流10代 山田宗囲箱書 申新春蓋置 共箱 水屋道具 茶道具。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。豪華図録本表千家茶の道具久田宗也3冊揃茶の湯点前茶席道具茶道具唐物茶碗茶入茶器棚物花入風炉水屋茶杓水指釜名物裂点前作法連続写真解説。洪庵は文化7年(1810)7月14日生~文久3年(1863)6月10日没。★ 91554 茶道具 茶釜 平 蓋無 銅製 直径32x高さ21cm 口径13.7cm 記念品 中古 ★*。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道46B。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIHON GAISHI」と表記。【政】31258 ☆茶道具☆仁清風扇面流 階具 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)、柏木への返事の手紙を書かれる「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏/自筆/茶道7B。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。自筆「源氏物語」夕霧、恋しい女二の宮(朱雀天皇の皇女)からのお手紙の返事をお待ちになる・夕霧の巻・茶道61B。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-144」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。このような断片を「古切」という。【政】30776 ☆茶道具☆古曽部焼抹茶碗 箱入 高槻 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋 置棗。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。▲60SK256▲中村陶六造 大海茶入 茶道具 茶壷。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子(かんす)で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜。なお、自筆を断片化することを「古切」という。サナエ266 京都桃山 玉堂陶苑 二代目手塚玉堂造 珠光青磁花生け 共箱 在銘 本物保証 花器 インテリア 越前蔵うぶ出し。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館(村瀬秋水・写)、東京大学、京都大学、大阪府(1冊のみ)など8箇所に現存。:【古都京都】「飾り棚F-39」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。「国書総目録」第6巻379頁(岩波書店・刊)出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。K11020 急須 平安渓仙造 白磁急須 煎茶道具 茶道具 茶器 茶壺。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ1部現存するのみ。蓋置 桜 桜蓋置 福森阿也 桜絵。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。菓子器 井上春峰 約37cm×27cm×8.8cm。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。【政】30960 ☆茶道具☆半月形器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【政】29400 ☆茶道具☆四君子水注 平安瑞光造 共箱 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。江戸・浅草・自性院住職の能筆家・素龍/自筆「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)安楽の心をよく修得できれば/茶道/茶道具14-14。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。:【古都京都】「青海波村田宗覚作炉縁F-48」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。早苗224 江戸期 道八窯 古清水焼 菓子鉢 本物保証 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。:【古都京都】「飾り棚F-40」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。:【古都京都】「唐松蒔絵炉縁F-47」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。【政】29173 ☆茶道具☆やぶれ風炉 鉄製 茶道具。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年(1805)年3月20日の「大槻子縄(仙台藩学頭)に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。472126 上田恒次 作 練上手 建水(共箱)茶道具。「日本外史」は「文政十年(1827)五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。▲楠廸庵▲黒釉唐松茶碗 加藤浩一作 茶道具。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。:【古都京都】「銀縁蒔絵平盆F-109」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。また、大槻磐渓は、文政十年(1827)より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。【政】28402 ☆茶道具☆犬山焼松考筆百老図茶碗 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。
2・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「富士太鼓」 菓子器。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。:【古都京都】「飾り棚F-41」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。骨董■骨董 楽焼 古い 染付 貫入 赤絵 龍文 蓋付 鉢 在銘 ■。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph(江馬細香・自筆)」とはしていなかった。【政】30955 ☆茶道具☆わらぶき小屋風器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。(2015年1月迄)
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された(分析法は下記②の欄)。【政】30670 ☆茶道具☆総欅器局 ケヤキ 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。江戸・浅草・自性院・住職の能筆家・素龍・自筆「法華経」安楽行品・心より恭敬・礼拝せよ・茶道・茶道具14-20。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。永楽善五郎作 三閑人 青磁 蓋置き 保証品。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。楽布特選 93891 w 永楽善五郎・妙全作 紫交趾 鶴首花入れ 共箱 茶道具 花器。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。:【古都京都】「滑車の花台F-65」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。:【古都京都】「輪島塗こまつぎ絵蒔絵炉縁F-44」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。:【古都京都】「高台寺炉縁F-45」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。【政】307431 ☆茶道具☆仙台堆朱香合 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。:【古都京都】「飾り棚F-42」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。:即決【古都京都】「蜀代O-434」茶道具・灯火器〝江〟。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。:即決【古都京都】「釣瓶花入れA-625」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。【逢絢亭・新品】茶道具 七事式道具 重香合 楽焼 青楽 桑 表千家流好み 紙箱入り。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。【骨董・茶道具】★深草 浅尾宗筌 淡々斎書付★★蓋置 雲華焼 gp031xb.8.。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。:即決【古都京都】「手燭2台組O-435」茶道具・灯火器〝江〟。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。:即決【古都京都】「天目茶碗1客茶碗4個D-145」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。楽焼 茶道具 蓋置 「了」とあります。貴重品送料無料。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問(日本外史)深し。:即決【古都京都】「八角御所火鉢A-160」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。かくなる姫を御台所(正室)に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。【新品未使用】 佐々木昭楽 なめくすり 高杯 菓子器 楽焼 在銘 共箱 共布 由来書 茶道具。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。■楠廸庵■茶道具 喰籠 祥瑞茄子喰籠 真葛香斎作 共箱 新品 未使用品。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。e4073 仁清写 渦 水次 泉山窯 宝泉造 金彩 共箱。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。・即決【古都京都】「釣瓶花入れA-624」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。