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下の印は杉田玄白の落款
印は杉田玄白の落款
浅草自性院の記録(思文閣)
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自筆下部の印は、杉田玄白の落款です。【風流庵】 『洛東』 万代草山作 ★ 天目釉 飾壷{一式揃} 桐共箱。
「安楽行品(あんらくぎょうほん)」の内容の要旨は次の通りです。【風流庵】 『新品・野々田式』 A型 400W ★ 織部 紅鉢型 電熱器 紙箱。
「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)は、文殊師利菩薩が、世で安楽に妙法蓮華経を修行する方法を問うたのに対し、釈尊が身・口・意・誓願の四種の安楽行を説き、これによって初心の人が妙法蓮華経を弘通し修行することを示した。【政】30460 ☆茶道具☆織部水指 共箱 風炉釜 茶道具 骨董 古物。具体的には、第一に身を安定にして、静寂の処にあって修行すること。<翔> 茶道具 ★ 風炉先屏風 両面式 ■。第二に他人を軽蔑せず、穏やかな心で口に宣べ説くこと。:【古都京都】「茶臼天保E-273」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。第三にこの経を受持し読誦する者は、他の仏法を学ぶ者に対して嫉妬、争いの心を抱かないこと。茶入 (棗) 共箱 茶事 茶道具 【c1-2-6】。第四に大慈大悲の心で一切衆生を救おうとの誓願を発することなどが記されている。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 松透かし 真葛(宮川)香斎 共箱入り。
と表記されております。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 茶入 / 平安 笹田有祥 文琳茶入 京焼 / 仕覆 共箱【骨董・美品】。この表記は、フランス・アメリカなど欧米の大学
美術館等に展示のための「仕様基準」に準拠し表記されているものです。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 蓋置 / 福森阿也 篝火蓋置 京焼 / 共箱【骨董・美品】。
坂本幸男・元立正大学学長は、その著「法華経」(岩波書店刊)冒頭で、「法華経は、
信仰の対象として強く深くあがめられ唱えられてきたが、同時に美しい比喩や巧み
な説話の数々が文学・芸術の世界にも豊かなものをもたらした」と記しております。:【古都京都】「手拭い掛けE-151」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。
「法華経」の自筆が海外において額縁で展示されるのはこうした理由によるものです。:【古都京都】「煙管F-36」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
素龍は、松尾芭蕉の「奥の細道(国指定重要文化財)」を「清書(素龍・清書本)」した能筆家として有名です。三国丹祐 ★ 白磁 染付 茶巾筒 ★ 共箱 ★ 師:三浦竹泉 二代 ★ 茶道具 ★ のぞき猪口 ぐい呑 にも使ってみたい上作 ★ 京焼 平安 丹祐 ★。
自筆は重厚勤厳な「真書体(経典体)」です。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道9-B。
写真の印は「杉田玄白」の落款、
「自筆原本」
出品した自筆の「原文(漢文)」は次の通りです。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」29-B。
《妙法蓮華經。自筆・源氏物語」玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「「竹河」15-B。安楽行品(あんらくぎょうほん)》
《又亦不応戲論》・・・・・諸法有所諍競。【和】(7440) 時代古作 作家物 清水六兵衛作 色絵花文蓋付鉢 保管箱有。
当於一切衆生起大悲想。[大幸] 平安春峰造 染付紫陽花文煎茶器揃い 時代合箱付き 希少 良品 京焼 作家物 煎茶道具 煎茶具。於諸如来起慈父想。(2)珍品 茶道華道 楊枝 竹製 全てに詩(俳句?)が彫られています。 桐箱入り 菓子楊枝 検:表千家裏千家彫刻古民具俳句俳諧。
於諸菩薩起大師想。[大幸] 平安春峰造 白泥鼓形三峰式涼炉 紙箱付き 美形 希少良品 珍しい中サイズ 煎茶道具 煎茶具。於十方諸大菩薩。■楠廸庵■茶道具 火入 織部火入 小峠丹山作 共箱。
常応深心恭敬禮拜。茶道具 仁清写 雪洞 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304749。於一切衆生平等説法。茶道具 古染付写 一葉 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304690。
以順法故不多不少。色絵 茶器 茶道具セット 窯 鉄窯 やかん 茶釜 おぼん 尺 等 多数セット。乃至深愛法者。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道25-B。亦不為多説。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道31-B。
文殊師利。【TS3】土風炉 青釉 松林窯 火鉢 在銘。是菩薩摩訶薩。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道16-B。
(文責・出品者)
《妙法蓮華経 安楽行品(あんらくぎょうほん)》
《諸法を戲論して》・・・・・諍競する所あるべからず。◆ 原清 粉引鉢 ◆b538。
当(まさ)に一切衆生(しゅじょう)に於(おい)て大悲の想を起し、
諸(もろもろ)の如来に於(おい)て慈父の想を起し、
諸(もろもろ)の菩薩(ぼさつ)に於(おい)て大師の想を起すべし。茶道具 安野焼 肩衝 茶入 鶴我 淳三郎 作 仕服 人形手緞子 桐箱入り 茶道 t 9304836。
十方の諸(もろもろ)の大菩薩(ぼさつ)に於(おい)て
常に深心に恭敬(くぎょう)・礼拝すべし。暁楽窯 松林正人(造)乾山写 替茶器 蓋天然木 共箱 共布 茶道具 現代工芸 未使用 b6750k。
一切衆生(しゅじょう)に於(おい)て平等に法を説け。希少 時代物 茶の湯風呂 火鉢 手炙り 茶道具。
法に順ずるを以(もっ)ての故(ゆえ)に多くもせず少くもせざれ。茶道具 花水注 唐銅 花所望 花寄せ 茶道 28-7507。
乃至深く法を愛せん者にも亦(また)為に多く説かざれ。茶道具 浅黄交趾 菊流水透 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304721。
文殊師利、かくの菩薩(ぼさつ)摩訶薩・・・・《後の末世の法滅せんと欲せん》
(訳・出品者)
《妙法蓮華経 安楽行品(あんらくぎょうほん)》
《諸法を・・・・戯論し》、言い争ってはならぬ。高台寺窯 森里陶楽(造)仁清写小槌 茶器 茶道具 現代工芸 共箱 美品 b6790k。
まさに、一切衆生には大悲の想いを起し、
諸如来には慈父であるという想いを起し、諸菩薩には大師であるという
想いを起せ。■楠廸庵■茶道具 茶入 膳所焼茶入 岩崎新定作。十方の諸(もろもろ)の大菩薩には
常にまさに深心より恭敬・礼拝せよ。【彩】 永楽正全 (十五代 永楽善五郎) 交趾青竹ふた置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。一切衆生には平等に法を説け。茶道具 仁清写 独楽筋 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313665。
その場合、法にしたがって多からず少なからずに説くようにせよ。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道13-B。
たとえ、法を深く愛する者であっても、多弁に説いてはならぬ。▲ 不二 作 肩衝茶入 共箱入り 茶器 茶道具 ▲。
文殊師利よ、この菩薩摩訶薩が後の・・・・《末世に於て、
法がまさに滅しようとしている時》
現代語訳の出典・「法華経」(岩波文庫)
備考・現代語訳の注記
現代語訳は、「法華経」(岩波文庫)と「法華経」のサンスクリット語原典を参照しております。茶道具 茶事 懐石 南蛮写 達磨形 手焙り 福森 比呂志 作 t 火鉢 茶道 29-0602。ただし、たとえば「弥勒菩薩」をサンスクリット原典は「マイトレーヤ」としているため、漢文訳をそのまま引用し「弥勒菩薩」と訳しております。茶道具 仁清写 竹 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313668。また、意味がわかりやすいように漢文からの訳よりも数行分広く訳しております。平安 京泉(造)色絵白椿文鉢 共箱 茶道具 懐石 茶事 現代工芸 美品 b7794k。
写真右端が巻二十冒頭の写真、右下角印が伊達家(仙台藩)の家紋
写真中央が伊達家(仙台藩)家紋の拡大写真(竹に雀)右から3番目(左端)の右下が「素龍」自筆の署名。図録本八代吉向十三軒作品集写真集歴代窯印陶印落款家系図今日庵出入方鵬雲斎御家元御書付黒数印茶碗交趾水指皆具花入菓子鉢香合赤砂釉茶碗。
左の印のうち、上が「杉田玄白」の落款、
下が仙台藩医「大槻玄沢」の落款。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」28-B。
海外展示の際の表記は、フランス語による表記であるため、
額縁の裏面に下記の「表示ラベル」を貼付しております。:【古都京都】「茶釜G-178」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。
画像の出典・思文閣
出品した「法華経」は、仙台藩が「藩政安泰祈願」のために江戸藩邸を通し、能筆家で有名な「自性院無量寺住職の柏木素龍」に依頼し、藩邸は「寄進」によってその対価としたと推定されております。茶道具 膳所焼 箪瓢 建水 陽炎園 造 t 9304927。巻二十の冒頭の伊達家(仙台藩)の所蔵を示す家紋が押捺されている。真葛香斎 金彩 双鶴 蓋置 在銘 共箱 共布 茶道具。素龍は松尾芭蕉の親友として、「奥の細道」を清書しております。茶道具 交趾 三つ人形 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304725。現在、その書は「素龍・清書本」として「重要文化財」に指定されております。【彩】 楽弘入 (十二代 楽吉左衛門) 靏蓋置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。
素龍・清書本「奥の細道」(国指定重要文化財)の資料及び画像はこちらをクリックすると閲覧することができます。茶道具 鶸色 金襴手 替茶器 薄茶器 林 淡幽 作 桐箱入り 茶道 棗t 9304811。「奥の細道」(素龍・清書本)は、「草書体」ですが、出品した自筆は、重厚勤厳な隷書(楷書)です。■楠廸庵■茶道具 喰籠 仁清写つぼつぼ透 独楽紋喰籠 中村秋峰作 共箱。「奥の細道」(素龍・清書本)は、一日あれば清書できますが、隷書(楷書)の「法華経」は、完成し江戸藩邸に納めるまでに数ヶ月を費やしたものと考えられます。茶道具 瀬戸 肩衝 茶入 桶谷 定一 作 仕服 相良間道 桐箱入り 茶道 t 46321402。「添書」から「法華経」の完成は元禄十一年(1698)です。国家指定工芸品 長谷川 恵久 茶道具 建水 蓋置 中古品 箱付き。素龍自筆・「法華経」は長い間、江戸藩邸にありましたが、度重なる「江戸の大火」により散逸消滅しました。:【古都京都】「茶釜G-179」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。わが家に伝来するのは散逸を免れた残りの十分の一程度で、長い間、海外において展示されておりました。【銀閣】煎茶 京焼 乾山造 風炉 旧家蔵出(YB589)。
「江戸の大火」等による散逸・消失を免れた「法華経」の断簡はその後、屏風立てになっている。☆煎茶道具 篩月庵 三浦竹泉 倣古青華 牛図 湯冷 共箱 B1。さらに時代が下り、茶道の道具として活用された。棗■赤膚山【大塩正人】萩釉 茶入 桐共箱 赤膚焼き お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。「法華経」自筆の最終所有者は仙台藩医・大槻玄沢です。◆古余呂技窯 川瀬竹春造 青華蓋置◆共箱付 骨董品 古道具 美術品 茶道具。
2・「極付(きわめつけ)」について
杉田玄白の落款は、「箔付」と同時に茶道の道具としての「極付(きわめつけ)」の意味も合わせてもっていたと推定されている。江戸 アンティーク 乾山瓢形手炉 尚古斎 尾形乾山 乾山 手あぶり火鉢 火鉢 骨董 染付。「極付(きわめつけ)」は、「極め札」と同じ意味です。茶道具 乾山写 桜絵 蓋置 十三軒 吉向 作 茶道 t 46313658。古来、鑑定の目的で添付される「極め札(極付)」は、「折り紙」でありましたため、「折り紙付」とも称された。■楠廸庵■茶道具 蓋置 交趾青竹蓋置 永楽正全作 共箱。
「極め札」を「極付」とも称するのはこうした理由によるものです。茶入れ■大海茶入 鳥だすき 水色仕覆 しふく お茶道具 棗 骨董品 古美術■。逆に偽物が多いため、信頼性がないという意味で「札付き」の言葉が生まれました。白磁器 皆具 島坪窯 韓日相作。仙台藩は、茶道が盛んであり、家臣が用いる茶道具の信頼性を高めるために当代一の「能筆家」でその書が「名筆」と称された素龍の書に後年、杉田玄白の落款を付すのは仙台藩にとって「極付(きわめつけ)」の意味を持っていたと推定されている。茶道具 仁清写 早苗 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304742。
3・字体について
「重要文化財」である松尾芭蕉「奥の細道」は、素龍の草書体により記されておりますが「速写」であるため一部字体がくずれております。【真作保証】■ 宮川香雲 ■ 黒釉 肩衝茶入 <230607015>。これは、松尾芭蕉が素龍の友人であった気軽さゆえと考えられている。匂宮(今上天皇の皇子)から桐壺天皇の皇子/八の宮の姫君/中の君への後朝(きぬぎぬ)のお手紙/自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文/茶道38-B。一方、出品した「法華経」は大藩の依頼であったことと「法華経」ゆえ一文字ごとに精密に記されております。【風流庵】 『野々田式』 B型 電熱器 ★ 枇杷さつま 紅鉢型 紙箱。
4・紙質
「法華経」の自筆に用いられた和紙は、楮(こうぞ)の靭皮(じんぴ)の繊維を原料として漉(す)いた檀紙(だんし)に、雲母紙を載せた「料紙」です。桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文・茶道26-B。「法華経」を書くために特別に作られたものです。【千寿】日向窯 原型「朝倉文夫」翁 蓋置 b64◆在銘/茶道具/古美術/0000。
肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 自筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定