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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「人非木石皆有情」白氏文集・漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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閉じる左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
閉じる手紙を読む夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
閉じる女二の宮(落葉の宮)を訪ねる夕霧
閉じる女二の宮の母の邸にたたずむ夕霧
オススメ度 4.7点
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自筆「源氏物語」の「夕霧(ゆうぎり)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
「夕霧の巻」の主人公「夕霧」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う柏木として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。 桐箱入り 菓子楊枝 検:表千家裏千家彫刻古民具俳句俳諧。[大幸] 平安春峰造 白泥鼓形三峰式涼炉 紙箱付き 美形 希少良品 珍しい中サイズ 煎茶道具 煎茶具。■楠廸庵■茶道具 火入 織部火入 小峠丹山作 共箱。茶道具 仁清写 雪洞 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304749。茶道具 古染付写 一葉 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304690。色絵 茶器 茶道具セット 窯 鉄窯 やかん 茶釜 おぼん 尺 等 多数セット。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道25-B。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道31-B。【TS3】土風炉 青釉 松林窯 火鉢 在銘。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道16-B。宇治の姉妹(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子・八の宮の姫君・大君と中の君)の物語・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道28-B。◆ 原清 粉引鉢 ◆b538。茶道具 安野焼 肩衝 茶入 鶴我 淳三郎 作 仕服 人形手緞子 桐箱入り 茶道 t 9304836。暁楽窯 松林正人(造)乾山写 替茶器 蓋天然木 共箱 共布 茶道具 現代工芸 未使用 b6750k。希少 時代物 茶の湯風呂 火鉢 手炙り 茶道具。茶道具 花水注 唐銅 花所望 花寄せ 茶道 28-7507。茶道具 浅黄交趾 菊流水透 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304721。茶道具 織部 瓶掛け 加藤 景陶 作 茶道 10-6109。高台寺窯 森里陶楽(造)仁清写小槌 茶器 茶道具 現代工芸 共箱 美品 b6790k。■楠廸庵■茶道具 茶入 膳所焼茶入 岩崎新定作。【彩】 永楽正全 (十五代 永楽善五郎) 交趾青竹ふた置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。茶道具 仁清写 独楽筋 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313665。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道13-B。▲ 不二 作 肩衝茶入 共箱入り 茶器 茶道具 ▲。茶道具 茶事 懐石 南蛮写 達磨形 手焙り 福森 比呂志 作 t 火鉢 茶道 29-0602。茶道具 仁清写 竹 蓋置 手塚 石雲 作 茶道 t 46313668。平安 京泉(造)色絵白椿文鉢 共箱 茶道具 懐石 茶事 現代工芸 美品 b7794k。図録本八代吉向十三軒作品集写真集歴代窯印陶印落款家系図今日庵出入方鵬雲斎御家元御書付黒数印茶碗交趾水指皆具花入菓子鉢香合赤砂釉茶碗。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」28-B。:【古都京都】「茶釜G-178」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。京焼 茶道 三浦竹泉 竹泉 篩月庵 初代 盃・觴 黄磁寿桃 口径:約5.4cm。茶道具 染付 千切 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 46313660。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道26-B。茶道具 重香合 青楽 「楽」印 茶道 28-7701。旧家蔵出 長角 煙草盆 共箱 【J309-177#120】。茶道具 乾山写 結柳絵 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304746。茶道具 つく羽根 蓋置 和田 美ノ助 作 茶道 t 9304752。茶道具 仁清写 菊蟹絵 蓋置 永楽 即全 作 茶道 t 46313664。茶道具 膳所焼 箪瓢 建水 陽炎園 造 t 9304927。真葛香斎 金彩 双鶴 蓋置 在銘 共箱 共布 茶道具。茶道具 交趾 三つ人形 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304725。【彩】 楽弘入 (十二代 楽吉左衛門) 靏蓋置 共箱 ◆ 茶道具 『保証品』。茶道具 鶸色 金襴手 替茶器 薄茶器 林 淡幽 作 桐箱入り 茶道 棗t 9304811。■楠廸庵■茶道具 喰籠 仁清写つぼつぼ透 独楽紋喰籠 中村秋峰作 共箱。茶道具 瀬戸 肩衝 茶入 桶谷 定一 作 仕服 相良間道 桐箱入り 茶道 t 46321402。国家指定工芸品 長谷川 恵久 茶道具 建水 蓋置 中古品 箱付き。:【古都京都】「茶釜G-179」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。【銀閣】煎茶 京焼 乾山造 風炉 旧家蔵出(YB589)。☆煎茶道具 篩月庵 三浦竹泉 倣古青華 牛図 湯冷 共箱 B1。棗■赤膚山【大塩正人】萩釉 茶入 桐共箱 赤膚焼き お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。◆古余呂技窯 川瀬竹春造 青華蓋置◆共箱付 骨董品 古道具 美術品 茶道具。江戸 アンティーク 乾山瓢形手炉 尚古斎 尾形乾山 乾山 手あぶり火鉢 火鉢 骨董 染付。茶道具 乾山写 桜絵 蓋置 十三軒 吉向 作 茶道 t 46313658。■楠廸庵■茶道具 蓋置 交趾青竹蓋置 永楽正全作 共箱。茶入れ■大海茶入 鳥だすき 水色仕覆 しふく お茶道具 棗 骨董品 古美術■。白磁器 皆具 島坪窯 韓日相作。茶道具 仁清写 早苗 蓋置 真葛 宮川 香斎 作 茶道 t 9304742。【真作保証】■ 宮川香雲 ■ 黒釉 肩衝茶入 <230607015>。匂宮(今上天皇の皇子)から桐壺天皇の皇子/八の宮の姫君/中の君への後朝(きぬぎぬ)のお手紙/自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文/茶道38-B。【風流庵】 『野々田式』 B型 電熱器 ★ 枇杷さつま 紅鉢型 紙箱。桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」総角(あげまき)の原文・茶道26-B。【千寿】日向窯 原型「朝倉文夫」翁 蓋置 b64◆在銘/茶道具/古美術/0000。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道12-B。雲華焼 雲金文蓋置 山崎宗元(作)共箱 村上宗信好み箱書 加州風炉師 茶道具 陶磁器 y0157。≪七世 高橋道八造≫ 【金彩 色絵麦藁手蓋物】 京焼 共箱 茶道具・懐石道具 和食器 未使用品。薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)に宇治の姫君.(桐壺帝の皇子・八の宮の御子・大君と中の君)を語る・自筆「源氏物語」橋姫・茶道30-B。【真作保証】■ 笹田有祥 ■ 模廣澤肩衝 茶入 <230607029>。【風流庵】 『箱無』 永楽作 ★ 松葉の図 菓子鉢。【風流庵】 『蒲池窯』 伊東征隆作 ★ 雲華焼 灰器{炉用} 桐共箱。中納言(薫の君)新帝即位式や新嘗祭の宮中行事のあと大君(八の宮の姫君)を見舞う・自筆「源氏物語」総角の原文・茶道74-A。茶入 みかん 基 茶道具。茶道具 青楽さくら蓋置 和楽?。☆ 煎茶道具 竹工芸 竹司作 煤竹 爐屏 (箱無し)風炉先屏風。雲華焼 山崎宗元(作) 海老彫蓋置 陶磁器 共箱 共布 加州風炉師 a1635。鈴木卓司 葡萄文茶器 共箱 共布付。薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)に宇治の姫君.(桐壺帝の皇子・八の宮の御子・大君と中の君)を語る・自筆「源氏物語」橋姫・茶道28-B。交渉有り 九々鱗 青木木米 麦わら手筒形茶入れ。〔楽布〕P21313 萬珠堂 菓子鉢 茶道具 店。■天目釉 湯呑 5客 京都府無形文化財認定【木村盛伸】作 共箱■。◆◇真葛香斎 宮川香斎 松葉散し 蓋置■茶道具 京焼 蓋置◇◆。【千寿】玉村登陽 萩 蜜柑 香合 h32◆共箱/茶道具/古美術/時代品/0000。桶谷定一 造 / 茶入 / 共箱 / 煎茶道具 / 茶道具 / 陶器 / 焼物。●佐々木楽助【半田焙烙 一双 紙箱入り】赤楽:径29.5×高さ10.3cm 白素焼:径35.5×高さ12cm 茶道具 灰器 茶器。八の宮(桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子)匂宮(今上天皇の皇子)と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道11-B。中納言(薫の君)新帝即位式や新嘗祭の宮中行事のあと大君(八の宮の姫君)を見舞う・自筆「源氏物語」総角の原文・茶道72-B。十月、宮(匂宮・今上天皇の皇子)が紅葉狩りを口実に宇治を訪問したのちに都へ戻る・自筆「源氏物語」総角の原文・茶道59-B。柏木、女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)との秘事を反省し悔いる「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道5B。:【古都京都】「香炉F-317」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。柏木、友人の夕霧に女二の宮(朱雀天皇の皇女)の後事を託す・国宝絵巻の元になる原文「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆/茶道19B。【政】32166 ☆煎茶道具☆天然木葉盆 布袋付 抹茶 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。茶器セット 永樂 永楽 赤絵金彩 湯のみ 急須 九谷 九谷永楽 赤絵 金彩 金絵 古い 珍しい 染付 染付 寿 お祝い 縁起物 お祝い【60s862】。三浦竹泉 染付捻り文 煎茶セット 宝瓶/湯冷まし/煎茶碗4客。夕霧、源氏の君と花散里(源氏の君の妻)のお二人にご対面になる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道57B。:【古都京都】「紐F-264」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。大将の君(夕霧)、薫の君の誕生五十日目の祝宴後に友人の衛門督(柏木)の回想をする「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道29B。某家茶具放出品!瓢酒瓶 一対 永楽善五郎 作 ☆261。夜明け方、夕霧、女二の宮(朱雀天皇の皇女)と契りを交わす「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道66B。早い者勝ち!!!皇室ボンボニエール 上皇后美智子様喜寿記念 手塚石雲作 ボンボニエール 永遠の御家宝。名工 京風 染付山水図 茶器セット。:【古都京都】「瓢箪火鉢F-415」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道20B。昭和ビンテージ 茶道具 京焼 文琳茶入 笹田有祥作 共箱付き 直径6cm 高さ7cm 焼き目が美しい逸品です! KYA412。女二の宮(朱雀天皇の皇女)一条邸の部屋にこもる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道63B。京焼 孟義 「黄瀬戸蓋置」 黄瀬戸 ユニークな香炉形 蓋置 共箱 茶道具 bdo-21a2505。煎茶器 竹絵宝瓶 伊藤陶山 共箱 急須 煎茶道具。女三の宮の父院(前朱雀天皇)桐壺院(前桐壺天皇)から相続した邸を女三の宮に贈与「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道14B。源氏の君、冷泉院(前冷泉天皇)の中宮(秋好中宮・冷泉天皇の后)をお訪ねになる・自筆「源氏物語」鈴虫の巻(2千円札の絵柄)茶道13B。[大幸] 高野清鳳造 白泥扇文窓涼炉 希少良品 未使用 煎茶道具 京焼 煎茶具 作家物。煎茶器 宝瓶 道八 染付 竹図 用心箱 煎茶道具 No.A17-1224。自筆「源氏物語」源氏の君と女三の宮(前朱雀天皇の皇女,源氏の君の正室)の子・薫の君の誕生五十日目の祝宴/柏木の巻・大炊御門宗氏/茶道26B。肩衛茶入 喜山造 箱有 銘有 茶道具 茶道。【政】31296 煎茶松盆 天然木 伝統工芸 茶道具 木工 湯のみ。蓋置 若松の絵 5代真葛(まくず) 香斎 名工 京焼。雲居雁(夕霧の正室)、父の邸に里帰りをする、夕霧、迎えに訪れる「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道68B。【政】32222 ☆茶道具☆古銅水注 水差 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗 骨董。21841/○宗偏流10代 山田宗囲箱書 申新春蓋置 共箱 水屋道具 茶道具。豪華図録本表千家茶の道具久田宗也3冊揃茶の湯点前茶席道具茶道具唐物茶碗茶入茶器棚物花入風炉水屋茶杓水指釜名物裂点前作法連続写真解説。★ 91554 茶道具 茶釜 平 蓋無 銅製 直径32x高さ21cm 口径13.7cm 記念品 中古 ★*。源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道46B。【政】31258 ☆茶道具☆仁清風扇面流 階具 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)、柏木への返事の手紙を書かれる「源氏物語」柏木の巻・大炊御門宗氏/自筆/茶道7B。自筆「源氏物語」夕霧、恋しい女二の宮(朱雀天皇の皇女)からのお手紙の返事をお待ちになる・夕霧の巻・茶道61B。:即決【古都京都】「天目茶碗2客D-144」茶道具・鉄瓶.蒔絵〝江〟。【政】30776 ☆茶道具☆古曽部焼抹茶碗 箱入 高槻 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋 置棗。▲60SK256▲中村陶六造 大海茶入 茶道具 茶壷。【政】30731 ☆茶道具☆火箸 1対 銘有り 五十一代明珍宗之作 茶筅 茶筒 茶碗 茶釜。サナエ266 京都桃山 玉堂陶苑 二代目手塚玉堂造 珠光青磁花生け 共箱 在銘 本物保証 花器 インテリア 越前蔵うぶ出し。:【古都京都】「飾り棚F-39」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。K11020 急須 平安渓仙造 白磁急須 煎茶道具 茶道具 茶器 茶壺。蓋置 桜 桜蓋置 福森阿也 桜絵。菓子器 井上春峰 約37cm×27cm×8.8cm。【政】30960 ☆茶道具☆半月形器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。【政】29400 ☆茶道具☆四君子水注 平安瑞光造 共箱 水次ぎ 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。江戸・浅草・自性院住職の能筆家・素龍/自筆「法華経」安楽行品(あんらくぎょうほん)安楽の心をよく修得できれば/茶道/茶道具14-14。:【古都京都】「青海波村田宗覚作炉縁F-48」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。早苗224 江戸期 道八窯 古清水焼 菓子鉢 本物保証 茶道具 茶席道具 越前府中旧家蔵うぶ出し。:【古都京都】「飾り棚F-40」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。:【古都京都】「唐松蒔絵炉縁F-47」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。【政】29173 ☆茶道具☆やぶれ風炉 鉄製 茶道具。472126 上田恒次 作 練上手 建水(共箱)茶道具。▲楠廸庵▲黒釉唐松茶碗 加藤浩一作 茶道具。:【古都京都】「銀縁蒔絵平盆F-109」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。【政】28402 ☆茶道具☆犬山焼松考筆百老図茶碗 共箱 茶筅 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 蓋置 棗。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「富士太鼓」 菓子器。:【古都京都】「飾り棚F-41」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。骨董■骨董 楽焼 古い 染付 貫入 赤絵 龍文 蓋付 鉢 在銘 ■。【政】30955 ☆茶道具☆わらぶき小屋風器局 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。【政】30670 ☆茶道具☆総欅器局 ケヤキ 茶箱 茶筒 茶碗 茶杓 茶釜 水指 蓋置 棗。江戸・浅草・自性院・住職の能筆家・素龍・自筆「法華経」安楽行品・心より恭敬・礼拝せよ・茶道・茶道具14-20。永楽善五郎作 三閑人 青磁 蓋置き 保証品。染付 永楽保全写し 手汲金米入 合箱 茶道具 京焼 a-26e1478。楽布特選 93891 w 永楽善五郎・妙全作 紫交趾 鶴首花入れ 共箱 茶道具 花器。◎◎利休kura茶道具RiQ蔵◎◎ 蓋置 / 福森阿也 篝火蓋置 京焼 / 共箱【骨董・美品】。:【古都京都】「手拭い掛けE-151」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。:【古都京都】「煙管F-36」茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。■楠廸庵■茶道具 箸置 墨田焼 井上良斎作 形変わり 共箱。三国丹祐 ★ 白磁 染付 茶巾筒 ★ 共箱 ★ 師:三浦竹泉 二代 ★ 茶道具 ★ のぞき猪口 ぐい呑 にも使ってみたい上作 ★ 京焼 平安 丹祐 ★。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉(ふじうらのは)原文・茶道9-B。玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「源氏物語」「竹河」29-B。自筆・源氏物語」玉鬘の姫君の娘(大君と中の君)、冷泉院(前冷泉天皇)と今上帝から求婚される・二人の天皇からの求愛物語「「竹河」15-B。【和】(7440) 時代古作 作家物 清水六兵衛作 色絵花文蓋付鉢 保管箱有。[大幸] 平安春峰造 染付紫陽花文煎茶器揃い 時代合箱付き 希少 良品 京焼 作家物 煎茶道具 煎茶具。(2)珍品 茶道華道 楊枝 竹製 全てに詩(俳句?)が彫られています。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は夕霧(ゆうぎり)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。「夕霧」の巻名は、夕霧が柏木の正室(朱雀院の姫君・女二の宮)落葉の宮に書き送った和歌「山里のあわれをそうる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。柏木は、自分がなきあとの正室・女二の宮(朱雀天皇の皇女)の行く末を案じ、友人の夕霧に遺言として女二の宮の後事を託す。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。そこで、恋心がつのった夕霧は、落葉の宮との結婚を願うようになる。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。だが、その手紙は夕霧の正室・雲井雁の発覚によって夕霧に渡ることはなかった。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院(前朱雀天皇)は、一条宮の邸に連れ戻される。しかし、夕霧の希望により落葉の宮との対面の機会が生まれ、二人は婚儀を行なう。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。夕霧と結婚した落葉の宮は、その後、多くのこどもを授かり幸福な時を過ごす。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。夕霧の巻の一節「岩木よりけになびきがたきは、契りとうてにくしなど思うやうあなるを」の一文による。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)漢詩の落款が押捺。夕霧の原文に引用されている。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。
自筆上部の「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・夕霧の原文に引用されている。》
《ふることなと、もの》・・・・思はしけにか(書)きみた(亂)り給へる、
御手なとも、見所あり。人のうへなとにて、かやうのすき心、
思ひいらるゝは、もとかしう、現心ならぬことに、見聞きしかと、
身の事にては、けに、いと、堪へかたかるへきわさなりけり。
「あやしや。なと、かうしも思ふへき心いられそ」と、
思ひかへし給へと、えしもかなはす。
六條院にも、きこしめして、いと、おとなしう、よろつを思ひしつめ、
人の、そしり所なく、めやすくて過くし給ふを、おもとしう、
わかいにしへ、少しあされはみ、あとなる名をとり給うし面おこしに、
うれしうおほしわたるを、「いとほしう、
いつかたにも、・・・・《心くるしきことのあるへきこと(事)》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)とご対面》
《夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙を書き送る》
《夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の手紙の往復》
《源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする》
《宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)がとりとめもなくお書きになっているのを、続けてごらんになると、
(女二の宮・朱雀天皇の皇女)「朝に晩に声をたてて泣いているこの小野山では、
とめどもない私の涙が音無の滝となるのでしょうか」
とでも読み取ることができようか。
そのほかに古歌などをいかにももの》・・・・・悲しく散らし書きしていらっしゃる
宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)のご筆跡なども、みごとなものに思われる。
(夕霧)「これまで他人のこととしてなら、このような色恋沙汰に熱中しているのなど、
見聞きしていてじれったく、正気の沙汰ではないと思ったものだが、さて自身のことになってみると、
なるほどがまんしにくいことであった。なんとも不思議なことよ。
なぜこうまで苦しく思い焦(こが)れなければならないのか」
とお思い返しになるけれど、大将(夕霧)は、どうすることもできない。
《二十一・源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女)の恋の噂を耳にする》
六条院(源氏の君)も大将(夕霧)と宮(女二の宮・朱雀天皇の皇女)のこの噂(うわさ)をお耳になさって、
大将(夕霧)はじっさい分別を備えており何事につけても冷静で、誰からも悪くいわれるところがなく
無難に過してこられたのを、親としてもそれが誇りであった。
ご自分が昔まだ若くいらっしゃった時分に、いささか色恋事の度が過ぎて浮名をお流しになったことの
不面目の償いにもなると、ずっとうれしく思ってこられたのに、
(源氏の君)「かわいそうに、どちらの方々(女二の宮と雲居雁)にとっても・・・・《おかわいそうなことになろう。》
備考1・備考・宮(朱雀天皇の皇女・女二の宮)からのお手紙(実際には母君の代筆)を、雲居雁(夕霧の正室)に奪われた夕霧が理由をつけて取り戻そうとする。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。柏木は生前、友人の夕霧に落葉の宮の行く末を遺言として託していた。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《Evening Mist (夕霧)》
He had always thought that there was something wrong with a man
who could lose his senses over a woman, and here he was doing it himself.
How strange it was, and how extremely painful.
He tried to shake himself back into sanity, but without success.
Genji learned of the affair.
The calm, sober Yugiri, about whom there had never been a whisper of scandal,
an edifying contrast with the Genji of the days when he had
seemed rather too susceptible―here Yugiri was making two women unhappy.
And he was Tono Chujo's son-in-law and nephew,
certainly no stranger to the family.
But Yugiri must know what he was doing.
No doubt it had all been fated, and Genji was in no position to offer advice.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《夕霧》
夕霧想道:“我往常听人了此色情之事而心,
得荒唐可笑,令人。知到自己身上,便在痛苦堪。
怪哉,何如此心?”他想回心意,然而力不从心。
六条院源氏也知此事。他想:“夕霧人老成持重,
凡事着付,从不受人,
一向平安度日,我做父的也得面目光彩。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾(原本番号73-A)の押印。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。
左上は、「人非木石皆有情」の印。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕霧の巻)MRI 39―46B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。
病床の柏木を見舞う夕霧。左が柏木、右が夕霧。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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