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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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オススメ度 4点
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自筆「源氏物語」の「夕霧(ゆうぎり)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。黒楽平茶碗 楽印有り。
「夕霧の巻」の主人公「夕霧」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う柏木として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。【 陶芸作品 】大塩昭山 ★ 赤膚焼 ★ 奈良絵茶碗 ★ 共箱共布栞 ★ 猿楽の文様 干支 の申 ★ 小堀遠州七窯 ★ 愛らしい絵付 ★ 茶道具 ★。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。復興膳所焼 ★ 仁清写柳橋茶碗 ★ 即中斎書付 ★ 初代岩崎健三作か ★。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【閑】福井楽印造 赤楽茶碗 正絹仕覆付 箱付 / 茶事 茶道具 ☆時代物☆ 3B0204■。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【 陶芸作品 】数印 茶碗 ★ 木箱 ★ 赤楽 窯変 ★ 口辺のヘラ使いが見事で釉景が素晴らしい逸品 ★ 茶道具 ★。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。【 陶芸作品 】桶谷定一 ★ 白天目 茶碗 ★ 共箱 ★ 覆輪 ★ 茶道具 ★ 凛とした造形が美しい逸品 ★。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。189抹茶椀仁清・陶六。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。奥田康博 神楽窯 七七茶碗。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶碗■御嗽碗 明治天皇御調度来?光泉善ゐ 箱書き 古いお茶道具 古美術 時代物 骨董品 希少 名品■。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。和楽造 赤楽 松島 茶碗 抹茶碗 赤茶碗 楽焼 茶道具 共箱。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。京焼 御室窯 仁清 祭り馬 金彩色絵茶碗 共箱。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。茶碗■犬 為洛作 戌 お茶道具 干支 共箱付き 共布 土物 作家物 お茶道具 古美術 骨董品■。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。猪飼祐一 ★ 灰釉茶碗 ★ 共箱栞 ★ 人間国宝 清水卯一 氏に師事 ★ 緑かかった灰釉が面白い ★ 土味も良好 ★ 清水焼京焼。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【逢絢亭・新品】茶道具 茶碗 京焼 色絵 笹竹の図 高橋道八 共箱入り。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。伝統工芸 工芸美術 楽焼 金 銀 七世 和楽 銘 在銘 嶋台茶碗 共箱 骨董 楽焼 鉢 茶道具 煎茶道具 煎茶碗 抹茶碗 割烹料理 和食 料亭。また、各巻ごとの書かれた年については不明。茶碗■鉄銹釉「西川実」お茶道具 作家物 共箱 共布 古美術 抹茶碗■。従って、応永五年とは、書き始めの年である。【送料無料】平安翠浩造 仁清写柳橋紋 茶碗 共箱 未使用 年代保証 茶道具 稀少 茶道家旧蔵出し WWTT053。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。【至高】 千家十職 永楽善五郎 青地麦藁 湯呑 蓋付 5客共箱 茶道具。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。古瀨戸 茶入 共袋 共箱 茶入 (共箱) 蓋付 共箱 煎茶 茶壺 茶罐 美術品 時代品 骨董品 茶道具 千家十職 表千家 裏千家。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。幹山造 古京焼 色絵 蝶図 菊鉢。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。茶碗■古い黒楽茶碗 直し有り 時代物 古いお茶道具 古美術 時代物 骨董品■。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。春楽造 内金 彫松 陶印 桐共箱。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。茶碗■絵唐津 「須田祥豊」歪み茶碗 ぐい飲み 京焼 酒器 古美術 時代物 骨董品■2。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。☆☆☆アンティーク 天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 極稀少品 永遠の御家宝。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。京焼 茶道具 平茶碗 仁清の銘 紅葉 桜 箱なし サイズ 径14cm 高さ5.5cm。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。【閑】宝泉造 金銀彩色絵『日の出鶴文』茶碗 抹茶碗 箱付 / 茶事 茶道具 A0805■。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。茶碗■七十四代 朝日豊斎 燔師胴紐茶碗 京焼 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。@@ 京焼 茶道具 茶碗 抹茶碗 立華 赤楽茶碗 たちばな 橘 茶道 茶陶。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。黒楽茶碗。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。茶道具 佐々木松楽 嶋台茶碗 赤楽茶碗 金白一双 直径14.5cm/17.5cm 茶道 茶器 共箱 重ね茶碗 慶事 京焼。
出品した「源氏物語」は夕霧(ゆうぎり)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【閑】茶碗 抹茶碗 在銘 / 茶事 茶道具 A0821■。「夕霧」の巻名は、夕霧が柏木の正室(朱雀院の姫君・女二の宮)落葉の宮に書き送った和歌「山里のあわれをそうる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 染付茶碗 浅見五郎助 浅見五良介 共箱入り。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。【超値下げ!】YYK50 山川巌造 色絵茶碗 曳舟(共箱)【新品】。柏木は、自分がなきあとの正室・女二の宮(朱雀天皇の皇女)の行く末を案じ、友人の夕霧に遺言として女二の宮の後事を託す。アンティーク 天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 2点セット 極稀少品 永遠の御家宝 ②。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。即決 美品 13万 平安 祥堂 茶道具 茶椀 共箱 高橋道八 倣仁阿弥翁 京都。そこで、恋心がつのった夕霧は、落葉の宮との結婚を願うようになる。茶道具 未使用(け139)。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。【超値下げ!!】YK53 山川巌造 乾山茶碗 松原(共箱)【新品】。だが、その手紙は夕霧の正室・雲井雁の発覚によって夕霧に渡ることはなかった。楠部弥弌 刷毛目茶碗 共箱 茶道具。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院(前朱雀天皇)は、一条宮の邸に連れ戻される。【逢絢亭】茶道具 汲出椀 京焼 染付 雲錦の図 5客セット 林淡幽 共箱入り。しかし、夕霧の希望により落葉の宮との対面の機会が生まれ、二人は婚儀を行なう。猪飼祐一 ★ 井戸茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★師:人間国宝 清水卯一 清水保孝 ★ 喜兵衛窯 ★ 茶道具 ★ 端正な姿に梅花皮が良い景色の逸品 ★。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。古堂 趙斗彦 茶碗 (東南陶器研究所)。夕霧と結婚した落葉の宮は、その後、多くのこどもを授かり幸福な時を過ごす。茶碗■川崎和楽 御題 竹の絵 ピンク 抹茶碗 笹 お茶道具 古美術 骨董品■。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。茶碗■仁清寫 京薩摩 宗悠 色絵七宝繋文 時代物 寿 古いお茶道具 古美術 骨董品■。夕霧の巻の一節「岩木よりけになびきがたきは、契りとうてにくしなど思うやうあなるを」の一文による。茶碗■窯変茶碗 日展「岡本和郎」チャリティー作品 希少 京焼 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。U50127 猪飼祐一 青磁 茶碗 茶道具 /TR。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。U01402 木村隆 窯変 天目 茶碗 天目碗 共箱 /GP。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。内田邦夫 重結晶釉 茶碗。
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)漢詩の落款が押捺。茶碗■飴釉 古い茶わん お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。夕霧の原文に引用されている。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 河南天目釉 坂田実 共箱入り。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。清水保孝 ★ 三彩飛亀白文碗 ★ 共箱栞 ★ 上手作 ★ 茶碗 ★ 千点文 ★ 検 人間国宝 清水卯一 ★。)
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。三国丹祐 ★ 清雅 茶碗 ★ 共箱 ★ 宇治黄檗山 万福寺 第四十九代管長 黄檗玉田:文字 ★ 師:三浦竹泉 ★ 雅な逸品 ★ 茶道具 ★。
自筆上部の「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 彫三島 須田祥豊 木箱付き。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 極稀少中古品 永遠の御家宝。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。茶碗■京薩摩焼き 翆涛園 菊文 雲 お茶道具 桐箱 古美術 時代物 骨董品■。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。茶碗■葡萄唐草 自筆「福寿」東大寺 守屋弘斎大僧正 徳泉造 紫翆窯 染付 お茶道具 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《原本上部に「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・夕霧の原文に引用されている。真葛香斎作 桐の絵茶碗☆仕覆付☆華やかな絵付けの名品☆cc453。》
《おくらかし給ふへきにや》・・・・・とおほしたり。赤楽 赤茶碗 在銘 六十翁などメモ 桐共箱 千家十職。
「女はかり、身をもてなすさまも、所せう、あはれなるへきものはなし。川瀬満之 ★ 青華祥瑞文茶碗 ★ 共箱 ★ 捻祥瑞茶碗 染付★ 高台から腰に捻りのある立体感 ★ 川瀬竹春 川瀬竹翁 川瀬忍 川瀬竹志 ゆかり。
物のあはれ、をりをかしき事をも、見しらぬさまに引き入り、
沈みなとすれは、何につけてか、世に經るはえはえしさも、
常なき世のつれつれをも、なくさむへきそは。アンティーク 天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 2点セット 極稀少品 永遠の御家宝 ①。
おほかた、物の心を知らす、言ふかひなき者にならひたらむも、
生ほし立てけん親も、いと、口惜しかるへき物にはあらすや。岩崎新定 ★ 膳所焼 ★ 色絵橋茶碗 ★ 共箱 栞 ★ 小堀遠州七窯 ★ 茶道具 ★ ぜぜ焼 ★。
心にのみこめて、無言太子とか、法師はらのかなしき事にする、
昔の譬ひのやうに、あしき事、よき事を、
思ひ知りなから、うつもれ・・・・《なんも、いふかひなし。※茶席用《古い京焼:③ 金彩色 茶碗》(昌山銘/山野草 絵)[箱無・中古]※。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。時代 古清水焼 か ★ 染付 八坂神社 二軒茶屋図 茶碗 ★ 木箱 ★ 当時のお土産? ★ 京焼でありながら民芸陶感もある素朴な逸品 ★。
《「源氏物語」夕霧(ゆうぎり)の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)とご対面》
《夕霧、女二の宮(落葉の宮・朱雀天皇の皇女)に後朝(きぬぎぬ)のお手紙を書き送る》
《夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の手紙の往復》
《源氏の君、夕霧と女二の宮(朱雀天皇の皇女・柏木の正室)の恋の噂を耳にする》
《殿(源氏の君)は、紫の上に対しても、これまでのこと、これから先のことをご思案になっては、
こうした例を聞くにつけても自分がなくなったあとが気がかりである由を仰せになるので、
上(紫の上)はお顔を赤くなさって、
(紫の上)「情けないことを。太田垣連月 茶碗。そんなにいつまでもこの私をあとに残しておおきになるおつもりだろうか」》
・・・・とお思いになる。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 赤絵 金彩茶碗 祥瑞五良介 浅見五良助 共箱入り。
(紫の上)「女ほど、身の処し方が窮屈で、痛ましいものはほかにありはしない。楽印有り 楽茶碗。
しみじみと感に堪える情趣にせよ、折々の興をそそる風流事にせよ、まるであずかり知らぬふうに
おとなしく引きこもったりしているのだったら、何によってこの世を生きている喜びを味わったり、
また無常な世の中の所在なさを慰められたりすることができるというのか。茶碗■金海写茶碗【蔵六造】山科初窯製 眞清水蔵六 黒釉 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
おおかた世間の道理のわきまえなく、役に立たぬ人間となってしまうのでは、せっかく一人前に
育てあげた親にとってもさぞ不本意なことではあるまいか。茶道具 抹茶茶碗 仁清 枝垂(しだれ)桜、京都 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。
何事も心の奥におさめて、あの無言太子とやら、小法師たちがつらい修行の例とする
昔の譬(たとえ)話(ばなし)のように、悪いこと善いことのけじめをよく分っていながら、
黙っているのも・・・・・《まったくつまらないことだ。茶碗■平安「片山雅美」 勅題 京焼 桜紋 春 お茶道具 骨董品 古美術 抹茶碗 作家物■。
自分自身としても、ほどよく身を処していくには、どうすればよいのだろうか」
と上(紫の上)がご思案になるのも、今はただ女一の宮(今上天皇の皇女)の御事をご心配になられるからであった。茶碗■未 岡本和郎作 羊 共箱 日展作家 京焼名工 京焼 抹茶碗 作家物 古美術 骨董品■。》
備考・女一の宮(今上天皇の皇女)の母は明石女御。茶碗■鈴木健司作 白天目 白釉 茶碗 抹茶碗 茶道具 共箱 京焼 作家物 陶器■。紫の上は女一の宮(今上天皇の皇女)を養育している。茶道具・茶器 抹茶茶碗、黒仁清 誰ケ袖(たがそで)、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。。
備考1・備考・宮(朱雀天皇の皇女・女二の宮)からのお手紙(実際には母君の代筆)を、雲居雁(夕霧の正室)に奪われた夕霧が理由をつけて取り戻そうとする。A_窯元工人不詳落款は有■『見ざる/聞かざる/言わざる』三猿の茶碗。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。R67【高山泰造】 土の華 信楽茶碗。柏木は生前、友人の夕霧に落葉の宮の行く末を遺言として託していた。茶道具・茶器 大棗 桜散蒔絵、中村宗悦作、桐共箱 新品。。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。茶道具 抹茶茶碗 数茶碗 青磁 雲鶴 5客、京都 中村与平作、化粧箱入 新品。。
《Evening Mist (夕霧)》
Since it chose to look upon women as useless, unfeeling creatures,
should it not pity the fathers who went to such trouble rearing them?
Like the mute prince who was always appearing in sad parables,
a woman should be sensitive but silent.
The balance was certainly very difficult to maintain―
and the little girl in her care, Genji's granddaughter,
must face the same difficulties.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《夕霧》
想:“女人持身之,苦患之多,世无出其右了!
如果于悲哀之情、之趣,一概漠不心,只管晦默,
那安得享受世之、慰藉人生无常之苦?
况且一个女子无知无,形同白痴,
不辜父母育之恩而使他心失望?
万事藏在心中,像古代寓言中所无言太子,
即僧人所引苦之典型者,明知世事孰善孰,
却将意埋藏胸底,竟也太乏味了。茶道具 抹茶茶碗 乾山 桜絵、京焼 中村秋峰作 桐共箱■新品■。
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾(原本番号73-A)の押印。茶碗■山王神伝 昌山 神紋入り 京薩摩焼き お茶道具 共箱付き 古美術 骨董品■。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。茶碗■赤膚山 大塩昭山 古瀬暁三 赤膚焼 お茶道具 骨董品■。冬姫は内大臣・通誠の養女。桶谷定一 ★ 天目覆輪茶碗 ★ 共箱 ★ 茶道具 ★ 釉景の良い逸品 ★ 天目作品の名工 ★。
冬姫は通称。雪笹 乾山 雪 冬 笹 宮田豊造 茶碗 茶道 正月 和食器 キッチン 骨董 ヴィンテージ ビンテージ インテリア 和 食器。正式な名は伊達貞子。茶道具 抹茶茶碗、仁清 吉野山絵、 京都 山岡 善昇作、桐共箱 新品。。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。茶碗■暦手 【与し三造】抹茶碗 お茶道具 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。
左上は、「人非木石皆有情」の印。茶碗■色絵 鳳凰 平茶碗「美峰造」龍喜窯 抹茶茶碗 夏茶碗 共箱 お茶道具■。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。E87【ラスト!プライスダウン!】【平安西山】 伊羅保 茶椀。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【MG敬】平松龍馬 作『龍裂文 極彩 茶碗「爪」』共箱付 hira322。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(夕霧の巻)MRI 39―47B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。茶道具・茶器 抹茶茶碗 枝垂(しだれ)桜絵、 京都 山川敦司作 R-O2、桐共箱 新品。。
病床の柏木を見舞う夕霧。茶碗■巳「岡本和郎作」 蛇 へび お茶道具 共箱 作家物 京焼 古美術■。左が柏木、右が夕霧。R59【平井覚山】 仁清蒔絵模様 夏茶碗 平安。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。高橋紘 ★ 豆彩呉須象嵌桜花図茶碗 ★ 共箱共布 ★ 物故巨匠 ★ 茶道具 ★。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」(人木石に非ざれば皆情けあり)の漢詩文の落款が押捺されている。茶碗■辰之助造 宇佐山窯 伊羅保釉 平木天楽山人 茶道具 抹茶碗 黄瀬戸 作家物 古美術■。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。矢口窯 ★ 社頭写松之図茶碗 ★ 共箱 ★ 春暁画か ★ 検 田中穂山 陶和園 ★。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。ヴィンテージ 旧家蔵出し 初出し品 時代物 在銘 有田焼 竹林の七賢 『竹林七賢交遊』 茶道具 陶器。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。R52【高山泰造】 子引茶碗 土の華 茶碗。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶道具 抹茶茶碗 柿の絵、京焼 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。茶碗■不老長生 茶碗 森田夏?廣弐 五十六 第八四赤田忽辰作 抹茶碗 お茶道具■。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。清水 正次 茶碗 灰釉茶碗 真作保証。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。森岡嘉祥 ★ 彫刷毛目茶碗 ★ 共箱共布 ★ 中国李朝古陶磁研究 ★ 茶道具。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。茶碗■仁清造 菊絵 割り高台 古いお茶道具 花 桐箱入り 古美術 骨董品■。撮影後、展示のために再表装をしております。作家物・赤楽茶碗・No.190518-084・梱包サイズ60。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。茶道具・茶器 抹茶茶碗、乾山 紅白梅、京都 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。茶道具・茶器 抹茶茶碗 灰釉 白梅、 京都 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、 桐共箱 新品。。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。清水焼・楓絵・抹茶碗・No.150727-31・梱包サイズ60。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。茶道具・茶器 抹茶茶碗 掛分 水仙、 京都 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、 桐共箱 新品。。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。茶道具 抹茶茶碗 御本 春野、 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。茶道具 抹茶茶碗 枝垂(しだれ)桜、京都 中村清彩作、桐共箱 新品。。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。茶道具・茶器 抹茶茶碗 平茶碗 夕顔絵、 京都 山岡 善昇(ぜんしょう)作、 桐共箱 新品。。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。茶道具 抹茶茶碗 御本 春野、 京都 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。京焼・尾形周平・宗赤絵・花文・茶碗・No.190518-117・梱包サイズ60。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。茶道具・茶器 抹茶茶碗、灰釉 白梅、京焼 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、桐共箱 新品。。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。茶道具 抹茶茶碗 色絵 春草画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品、。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。茶道具・茶器 抹茶茶碗 掛分 春蘭、 京都 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、 桐共箱 新品。。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。茶道具・茶器 抹茶茶碗、色絵 桜画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。母は後水尾天皇皇女女二宮。黒楽・茶碗・No.190202-29・梱包サイズ60。実母は近衛家女房(瑤林院)。茶道具・茶器 抹茶茶碗 掛分 馬酔木(アセビ)、 京都 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、 桐共箱 新品。。幼名は多治丸。茶道具・茶器 抹茶茶碗、掛分 馬酔木(アセビ)、京焼 秋峰窯 中村良二(りょうじ)作、桐共箱 新品。。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。茶道具 抹茶茶碗 御本 紫陽花、京焼 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。茶道具 抹茶茶碗 平茶碗 黒釉 笹に蛍、 京焼 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。茶道具 抹茶茶碗 御本 春野、 京都 壱休窯 窪田常之作、桐共箱 新品。。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。茶道具 抹茶茶碗 仁清 雪竹雀、壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。楽焼・抹茶碗・茶道・茶器・陶器・No.200926-136・梱包サイズ60。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。京焼・川崎和楽・赤楽・茶碗・No.190622-08・梱包サイズ60。
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