HOT ! 完売 中村徳水序 嘉永2年 寂庵作 ●極上和本YM4709●〈石門〉陰陽和合和讃・地獄極楽同境和讃 平野橘翁跋 稀書 石門心学 和書

■〈石門〉陰陽和合和讃・地獄極楽同境和讃

【判型】半紙本1冊。渓琴山房詩。縦230粍。佐々木善三郎『北海道あさひかは毒薬心中一ツとせい節し』大正9年刊（宮城県志田郡）俗謡 大正時代の数え歌 ひとつとせ節。

【作者】寂庵作。中村幸彦著述集　全１５冊　中村幸彦。

【年代等】嘉永2年11月、中村徳水序。●極上和本YM4833●江戸明治和本等＞女筆子日松 宝永2年 稀書(他に所蔵無し) 大判女筆手本。嘉永2年12月、平野橘翁（重猷シゲミチ）跋・刊。通俗造化機論。刊行者不明。和文評釈 池谷一孝(永井一孝) 方丈記伊勢物語栄花物語 東京専門学校(早稲田大学) 国文学 検)徒然草坪内逍遥関根正直 戦前明治大正古書PI。

【備考】分類「心学」。【中古】 わが法廷闘争 (1956年)。本書は題簽題に示す2編の和讃を合本した心学書。西湖詩 一帖揃　 検索 拓本 王羲之 蘇東坡 和本 唐本 書道 中国美術 王義之 古文書。中村徳水の序文によれば、ある日、長年困苦して禅学を修めた寂庵が参前舎の門を叩いたため、徳水は『日本書紀』神代巻の「于時、天地之中生一物、状如葦牙、便化為神」という策問を授けたところ、寂庵は寝食を忘れて日夜研究し、老子の「無名天地之始、無欲以欲観其妙」の趣と天地感応妙合の本源を悟った。【中古】 日本軍隊史 第1 成立時代の巻 (1954年)。そして、すぐに2編の和讃を著し、これを同志に示したという。【中古】 存在と所有 (1957年)。徳水はこの二つの和讃が「石門の学の貴重すべきことを知らば、心を同じて無我の道を守り、和合を旨とする時には、此学（心学）日々月々に繁昌して、古梅岩先生在天の霊も必ず満足し給ふべし」と評している。【中古】 本食い虫五拾年 (1956年)。前半の「陰陽和合和讃」は、「難有（アリガタイ）ぞや陰陽の御徳、陰陽和合で天地も開け、三光あらはれ四時がめぐり、万物生々陰陽の御徳、そこへ神々天下りまし、天地人とて天地にかはり、人の人たる行ひなされ、陰陽和合の御徳をおかげ…」と起筆し、「…なにをするにも陰陽和合、和合はなれりや道はない、爰を能々御会得なされ、三道一致の極伝じや」と結び、「能く思へ月日は眼風は息、山河大地は我が身なりけり」の一首を付す。【中古】 自動組立技術入門 (1972年)。また後半の「地獄極楽同境和讃」は、「難有ぞや御上の御恩、西も東も南も北も、末の野山のはてまでも、四海泰平万民快楽（ケラク）、今は此世が極楽浄土、昔し乱世に生れし人は、つらい事やらかなしい事で、朝な夕なに恐をいだき…」と起筆し、「…元の赤子の心に返り、本心御無事の御連になりて、天地神明月日も星も、光りかゞやく御恩を知りて、教への道を直にゆけ、日々是好日好日日々と、口と行ひ能く和合して、忠と孝とを忘るゝな、思案なしなる本心学は、極楽ぐらしの極伝じや」と結び、「けれどもといふけれどもが本心を、まげるやつじやと知つたけれども」の一首を掲げる。【中古】 四人の兵士のものがたり ぬちどぅたから(いのちこそたから) (1973年)。

★改装・題簽欠・状態概ね良好。【中古】 自由論 全訳 (1961年) (SHUNJ^U BOOKS)。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。【中古】 創造性の教育 (1966年)。